「徒桜ノ恋」アップデートしました
2017年8月に公開した和風ファンタジー「徒桜ノ恋」
徒桜ノ恋
Last Moonの旧版を公開した時、あまりのふがいなさにティラノ練習すべし・・・!となり、さくっと3か月くらいで制作したゲーム。
個人的にはすごく気に入っていたし、ティラノゲームフェス2017では佳作入賞を果たした作品です。
今でも正直、Last Moonより好きかもなってくらい気に入っているんですけど、いかんせん3年前に作ったから、グラフィックのつたなさが気になって気になって・・・
そして、ティラノスタジオを触ってみたかったのもあり、ティラノスクリプトv5にして、作り直してみました。
欲を言えば、スチルとかも描きなおしたかったけど、そんなことしてたら終わらないので、UIのみ。
やっつけにしては、わりと可愛くきれいに仕上がったかなと思います。
ゲーム感は、やはりあんまりないんですけどね。
次回作に向けて
気になっていた徒桜ノ恋を更新できたということで。
ぼちぼち次回作に取り掛かっていきたいなと思います・・・!
ほんとはね、途中までシナリオ書いてたものがあったんですけどね。
どえらくボリュームが重くなりそうで、これ今は無理だなってなったんで、また違うのをさっくり作ることにします。
それもそれで重くなりそうだけど・・・
でも、さすがに3作目になると、ティラノも慣れてきてるし、シナリオと絵さえできれば、なんとかなるかな。
まずは設定とプロット作らねば。
ちなみに、私のゲーム制作の流れはざっくりこんな感じです。
- 設定考える
- キャラクターデザイン
- プロット
- シナリオ
- 立ち絵
- スクリプト(シナリオ部分)
- UIデザイン
- スクリプト(その他部分)
- スチル
多少前後しますが、プロットまでは先に絶対考えないと、頓挫することをLast Moon旧版制作時に学んだので、そこは厳守。
コロナコロナしてて滅入りますが、楽しいことして生きていかなきゃな・・・!
ぼちぼち頑張ります~~💪
自作乙女ゲー「Last Moon」について、私的設定など全部吐き出してみました
2019年3月に公開した自作乙女ゲー「Last Moon」
「Last Moon」、今年の3月に公開して、3か月半くらい経ちました。
ふりーむさん、ノベコレさん、夢現さん、あわせて1200DLを超えております。
攻略がめちゃくちゃ面倒くさいゲームなので、DLした方がどの程度プレイしてくださったかはわかりませんが、1200という数字は、やっぱり一般のド素人からするとすごい数だなあと思います。
それだけの数の方の目にとめていただけたのは、純粋にうれしいしありがたいです。
しかも、フルコンプして最後のおまけまで見てくれてる方もいて・・・感無量😭
いやほんと、かなり面倒だったと思うんですよ・・・私なら途中であきらめるレベル。
コメントまで下さって、本当にありがたい限りです。作ってよかった。
いまだにふりーむさんでは微妙にDLされているのですが、もうネタバレしてもいいかなあ、という気がするので、ここらで自分の中の設定なんかを吐き出してみようかと思います。
未プレイの方は、読まずにプレイしてみてくださいね。
4人の攻略対象キャラクターについて
まず、4人の名前なのですが、石の名前からとっています。
キャラクターのイメージに合う石言葉をもつ石から。
では各々について私的設定をネタバレ。
カラーレス・ニフティジェム
名前の由来はカラーレス・スピネル。石言葉は「純真」。
ニフティジェムというのは、その時に参考にしたwebページに記載のあった言葉だったと思うのですが、何せ約10年前のことなので忘れてしまいました。参考サイトも見つけられず😓
ちなみに彼の治める「スピナ州」はスピネルをもじってスピナ。
「カラーレス」なので、無色透明な感じをイメージしたキャラデザですが、イメージカラーは白と青。
クールビューティ枠だったのですが、いつのまにかヘタレキャラになってた感は否めず。
私の中の彼としては、外面はキリっとした真面目冷徹侯爵様だけど、内心は繊細で優しくて押しに弱い、でも芯はしっかりしてる、みたいなイメージ。ヒロインとレイスに特に弱い。
陰か陽でいえば、限りなく陰に近い陽。
あと、ヒロインに対してボディタッチ多め。
無意識ですよ!わざとじゃないんですよ!(私がそうさせた)
気づいた方いたんかな。スチルでは一番触ってますよ彼。
しかも顔に。または抱く。
幼い時に接した距離が近かったから、ということにしてます。
あと愛が深すぎる。
サード・オニキス
名前の由来はサードオニキス(そのまんま)。石言葉は「幸せな結婚」。
サードはthirdではなくsardなのです。
イメージカラーは赤と黒。カラーレスと対照的になっています。
私の中の彼のイメージは、外面はとにかく軽い。全部軽くて薄い。でも中身は本当は一番まとも。
ハッピーエンド後は、一緒にいて楽しく、優しく、しっかりものの一番良いパートナーになりそう。
陰か陽かだと、陽よりの陰かなあ。
あとカラーレスが無意識のボディタッチなのに対し、こちらは意識的なボディタッチ。笑
ストーリー的に、カラーレスがメインぽくなっているのですが、実はこの作品のきっかけというか起源は、「魔女の生贄になる王子様」だったので、私的にはサードもメインだったりします。残念ながらうまく描けなかったんですが・・・😓
特に旧版ではまったくその辺を作品に入れることができず、なんだかよくわからないキャラでした。
リメイク版では、どうかなあ・・・やっぱり微妙な気もするなあ。
レイス
名前の由来は「レースアゲート」。石言葉は「勇気」。
最初はアゲートという姓をつけてましたが、拾われっ子設定になったからなくしました。
イメージカラーはオレンジ。
大型犬、というかゴールデンレトリバーなイメージです。大きくて優しくてかわいい。そして忠実。
優しくて若干優柔不断ですが、芯はしっかりしてます。一番強い。
陰部分も持ってはいるけど、間違いなく陽。
あと、カラーレスとは逆で、あまりヒロインに触れようとしません。
手しか触ってないんですよ!紳士!!
(カラーレスがムッツリだと言ってるわけでは決してないです)
レイスはたぶん、一番人気がありましたねー。
唯一ストレートに明るいキャラを目指したからかな。
私はカラーレスとサードが好きなタイプなので、実は意外でした・・・😅
ユーレック
名前の由来は「ユーレックサイト」。石言葉は「見通す心」。
イメージカラーは緑。
作中で裏設定もわりとバラしていますが、まあ一番とんでもないキャラです。
でも本当はもっともっとドス黒く、彼は師匠を「あえて死なせた」という設定もあったり。
ぼんやり作中にも入れようかと思いましたが、さすがに黒すぎるのでやめました。
陰陽でいえば、言うまでもなく完全なる陰。振り切って陰。
おまけまで読んだ方は気づいたと思いますが、彼の師匠は男ですし、あの容姿なので男女問わず寄ってきて、かつ彼は特にそれを拒まないわけなのですが、女が好きなわけでも男が好きなわけでもない。何も好きじゃない。
例外的に、ただただあの二人が可愛いだけなんですよね。
乙女ゲーのキャラとしてどうなんでしょうか。アウトなんじゃないでしょうか。
でも、ヒロインと一緒にいることで変わっていくだろうな、という希望的観測。
それぞれのENDについて
各キャラ3通り用意しました。
ハッピーエンド、トラジックエンド、バッドエンド。
なぜトラジックエンドとバッドエンドがあるかというと、バッドエンドでもちゃんとストーリーがあるものを作りたいなあ、と思ったからです。
バッドエンドでも、オチもスチルもあるようにして、コンプしなくても一応楽しめるようにしたかった。
でもゲーム的にミステイク用のENDも用意しておくか、とバッドエンドも作ったら、超ややこしいクソ面倒くさいゲームになってしまった😂
作るのも、ほんっとに面倒くさかった。いまだに、変数の場合分けが本当にうまくいってるのか疑問。
気ぃ狂いそうなほどテストプレイしたけど、もしかしたら、意図しないENDに到達してたりするかもしれない・・・😓
旧版ではトラジックエンドは存在しなかったので、それが一番リメイク版で楽しく作れた部分でした。
カラーレスとレイスは別名「闇落ちエンド」。二人はどちらかというと、元は陽なので、逆の姿を描くのは楽しかった。
サードとユーレックは別名「殉教者エンド」。むしろこっちの方がトゥルーエンドなのでは、と書きながら思っていました。
ユーレックの方はぼかしにぼかしたので、よくわからない感じになってますけど😑
どう書いても、なんだか嘘くさくて、うまく書けなかったんです・・・💦
ちなみに、私が一番好きなENDは、サードのトラジック、END8です。
感想くださった方で、同じくこのENDが一番好きだと言ってくださった方がいたので、うれしかったです。
クリア後のおまけについて
クリアしてくれた方にはお礼の意味を込めて、クリアしたからこそ見れるものを用意したい!と思い、いろいろつけました。
まず、ハッピーエンドの後にだけエンドロールが流れるのですが、その時に各キャラの本編には出てこないスチルが一部表示されます。
そして、各キャラ3つのENDをそろえると、そのスチルがスチル部屋で解放されるスンポウ。
それぞれ、私が描きたいものを描きました。お気に入りはカラーレスとユーレック。ユーレック。
あと、ユーレックとレイスのENDをそろえると、おまけの短編が見られます。これがユーレックのすべて。
ここまで見てくださった方がいたの、本当にうれしかった・・・😭
あとは、各キャラ、ハッピーとトラジックをそろえると、キャラ紹介の???部分が開放されます。
キャラやENDの簡単な解説というか。これは補足なのでチラっと見てもらえたらうれしいな、くらいですが。
いろいろありましたが、作ってよかった、と思っています。
最初に作り始めたのは、もう10年以上前で、何度も挫折してようやく完成させたもの。
とりあえず、作るのはすっごく大変でしんどかったのですが、やはり思い入れが強いですし、改めて自分でプレイしてみると、あー好きだなー、と思います。
ところどころ未熟で寒々しいところもありますけど。
でも私は物書きでも絵描きでもないので、それでここまで作れれば十分よ!と自分では思っています。
そして、欲しかった言葉をいただけた作品にもなったなあ、と思います。
感想をいただくことは本当に稀なんですけど。
だからこそ、いただけると本当にうれしいです。
あなたのために作ったと言いたい。
もうやめようと思ってたゲーム制作、もう一度やろうかなと思うくらい。
他のやるべきことと両立、できればいいんだけどなあ。
LastMoon, 制作秘話